日焼けってどんな風にして黒くなるんだろう？

日焼けは女性にとって厳禁といわれていて、自分の女性の友人も、帽子、日焼け止め、日傘など、とにかく日焼けしないように必死になっています。
ところで・・日焼けすると肌が黒くなりますが、これってどんな仕組みなのかご存じでしょうか。

実は「やけど」と同じで、急激に強い紫外線を浴びることで肌が一時的にやけどと同じ状態になっているのです。
肌が弱い方や、日焼けしすぎてしまった方は、皮膚に水ぶくれができることもあります。
夏以外、春から夏にかけての紫外線も要注意といわれています。

急激に日焼けしなくてもじわじわ焼けて気が付かないうちに肌が黒くなっていることもありますが、これも同じく紫外線によるものです。
少しずつ紫外線を浴びていることで肌が赤くなることはありませんが、72時間くらいたってメラニンの生成が始まり、肌が黒くなります。

日焼けは肌の防護策？

女性にとって大敵といわれている日焼けですが、紫外線を浴びてメラニン色素が出てくるというメカニズムは、肌を保護するシステムです。
紫外線を浴びると肌が炎症を起こし、それが肌内部に伝わると保護しようとしてメラニン色素を作るメラノサイトが活性化され、たくさんのメラニン色素が生まれます。

メラニン色素は皮膚細胞が破壊されないように作られているのです。
大量に作られたメラニン色素は皮膚に沈着し、それによって赤かった肌が黒く変わっていきます。

また日焼けは夏というイメージがありますが、実は1年中起こるものです。
紫外線は炎症を起こし肌の色を変えるUV-Bと、内部に浸透ししわやたるみの原因となるUV-Aがあります。
UV-Bは春先、5月くらいから増え始め、6月から8月にピークを迎え、冬になると1/5くらいまで少なくなるのです。
しかし、冬の雪は白く反射がかなり強いので、雪焼けの方が炎症もひどくなりやすく注意が必要となります。

肌をきれいに役位はどうしたらいい？

白い肌の男性もかっこいい人はいますが、やっぱり男は肌が黒い方がいいし、ちょっと太目になってきても、肌が黒いと引き締め効果もあるので、黒い肌でいたいと思う男性も多いです。
しかし、きれいに焼くのって結構難しく、焼き過ぎて肌がボロボロになったり、ムラができたりします。

肌をきれいに焼くためには、肌細胞に負担をなるべくかけない状態で焼くことが必要です。
強い紫外線をいきなり浴びるのではなく、「日焼け止め」を塗った状態で少しずつ、短時間で繰り返し焼くのがポイントとなります。

赤くなってしまうとその後水ぶくれなど起こらなくても、肌の劣化が進み、将来シミだらけ・・・という可能性もあるのです。
こまめに日焼け止めを塗って炎症を起こさないようにきれいに焼きましょう。