いちご鼻になってしまう原因とは？

イチゴ鼻になってしまうのには、いくつかの原因が重なっている場合があります。
原因を知って正しい対処法を行うことでいちご鼻の改善に繋がりますので、まずは自分がどのタイプとなるのか認識しておきましょう。

イチゴ鼻の原因の一つは、ホルモンバランスの乱れや過剰なストレス、油分の多い食生活による皮脂の過剰分泌です。
皮脂が分泌しすぎると、角栓が出来やすくなってしまい、毛穴の奥で固まってなかなか取れなくなってしまいます。
この場合、食生活やスキンケアを改めることで改善する場合があります。

また、角栓に紫外線をたくさん浴びせてしまうことでも、毛穴の回りに黒ずみができいちご鼻を引き起こしてしまいます。
通常であれば、28日周期で行われる肌のターンオーバーによって古くなった角質やメラニン色素は排出されるのですが、この周期が乱れてしまうと排出できなかったものが肌に残ってしまいます。
メラニンが増殖してしまうと元に戻すのが難しくなってしまうことが多いので、日頃のスキンケアが重要になってきます。

さらに、毛穴パックやピンセットなどで角栓を抜く行為もいちご鼻を悪化させる原因になります。
毛穴の詰まりが気になるからといってこのような行為を繰り返してしまうと、摩擦によってメラニン色素が増加し、いちご鼻をより目立たせてしまいます。
ゴシゴシ洗顔なども同様の影響がありますので、くれぐれも洗顔時は優しく洗うようにしてください。

いちご鼻の改善方法

まず一番大切なのは、毛穴に詰まった汚れを取り除くことです。
とはいっても、無理やりに引き抜いたりしてしまうと逆効果ですので、肌を気づ付けない方法で除去します。
そのために最初に蒸しタオルで毛穴の気になる部分とその周辺を温めます。
蒸しタオルは、濡らしたタオルをレンジで1分温めれば完成です。

十分に温まって毛穴が開いたら、洗顔料を良く泡立てます。
泡でくるくるとなぞるように優しく洗い、毛穴の汚れを落としていきます。
十分に汚れが落ちたと感じたら、洗顔にかけた時間と同じだけの時間をかけてぬるま湯で泡を洗い流します。
この時泡が少しでも残ってしまうと、肌のトラブルに繋がりかねませんので入念に流すようにしましょう。

しっかりと洗い流せたら、清潔なタオルで水気を取り、たっぷりと保湿をするのもいちご鼻改善のためのポイントの一つです。
化粧水と乳液をしっかりとしみ込ませることで乾燥を防ぎ、ひいては皮脂の分泌を活性化させるのを防ぎます。
その際、毛穴の引き締め効果が期待出来る収れん化粧水をチョイスするのがオススメです。

もし数か月自分でスキンケアを続けてみても効果が出ないようであれば、専門家に相談するのも一つの手です。
皮膚の状態を検査しながら適格なアドバイスをしてくれるので、効率的にいちご鼻を改善させられるかもしれません。