はらじゅく、男子。

タピオカドリンクを飲んでみた

爆発的人気のタピオカドリンク飲んでみた

もちもち食感でつるっとのど越しもよく、カフェオレにも合うし、ヨーグルトドリンクにも合う、タピオカは実に不思議な食べ物です。
インスタ映えする商品もあって、友達のSNSなんか見ると「念願の○○店のタピオカゲットー!めちゃくちゃかわいー」とか載っています。
何がいいんだろう?と最初は気にも留めていなかったんですが、飲んでみろってうるさいので飲んでみたら・・がっつりはまりました。

自分がはまったのは香ばしい香りのほうじ茶ラテのタピオカドリンクですけど、タピオカのもちもち食感とあの何とも言えないのど越しが癖になり、これのおかげで太ったくらいいです。
しかしタピオカってなんだ?と疑問を持ち、色々調べてみたらなんと・・びっくりの結果でした。

タピオカって原料「芋」なんだ

丸くてつるつるしていて、メニューによってはピンク色とかイエローとか、女子が好きそうな色をしているタピオカは、なんと原料が「芋」なんです。
キャッサバって、よく南米の方で主食として食べられている芋で、サバナ気候でも熱帯雨林でも栽培できるため、大量に作られています。

このキャッサバという芋には、シアン化合物という毒素が含まれているため、食用する際、独抜きが必要となるそうです。
そのため、生食の状態では日本に輸入することができず、加工された状態で輸入されます。
これをまた、タピオカにするためにさらに加工します。

キャッサバがタピオカになるまで・・

加工された状態で輸入されたタピオカは、根茎からでんぷん質を取り、それを水で溶いて過熱します。
これをつぶ状にしてから乾かすと、タピオカパールと呼ばれるものになるのです。

あの丸い形は特殊な容器に入れて遠心分離機のように回転させて、雪ダルマの要領で粒上になっていくといいます。
タピオカパールを2時間くらいじっくりゆでることで、やっと、タピオカドリンクに入っているあのもちもち食感のタピオカの誕生です。

タピオカにはどんな栄養素が?

色々とキャッサバの事を調べてみたら、苦味種と甘味種があり、苦味種の方に毒素があるのだそうです。
この毒素を抜くために天日干ししたり、過熱・乾燥するなどしています。
甘味種は根茎を蒸す、ゆでるなどして利用するもので、甘さが少ないサツマイモ的な味です。

タピオカの栄養素ですが、むくみ対策となるカリウム、歯を作る原料となったりイライラ防止の栄養素といわれるカルシウム、マグネシウムなどが含まれています。
さらに実は・・・乾燥タピオカ100gのカロリーはなんと355kcal、ごはん100gは168kcalですからダイエットには不向きでしょう。
プルプルクニクニしていて、何となく寒天とかゼラチン系だからダイエットにもいいんじゃない?なんて思っている女子たち・・・実はタピオカは高カロリーな食べ物です。