韓国スイーツってめっちゃたくさんある
前食事デートに誘った女の子とLINEしていたら、韓国スイーツの話題に。食べることが好きな彼女はもちろんスイーツも食べるのが大好きとのことで、その話題で盛り上がりました。
韓国スイーツ、インスタやテレビで色々と取り上げられていますが、実際のところ食べたことがほとんどありません。美味しそうだな~とは思うけれど、いつの間にか流行が終わっている感じです。
彼女と今度はスイーツ巡りがしたいね、と話をしたので、今後のデートもかねて韓国スイーツの種類と食べられるお店をいくつかリサーチしてきました。
韓国スイーツの種類
クァベキ
テレビで取り上げられていたのをチラッと見たくらいですが、前々からずっと気になっていたスイーツです。クァベキは日本語でねじったドーナツを意味し、名前の通りねじられた形が大きな特徴。韓国ではパン屋や市場でよく売られているようなので、旅行に行ったことがある方は見たことがあるかもしれません。
オーソドックスなタイプは、砂糖やシナモン、きな粉がまぶされたシンプルな味。日本でいう揚げパンとよく似ていますね。中国の「油条(ヨウティアオ)」がルーツとされていて、おかゆやソースにつけて食べられるそうです。
今この定番のクァベキのほかに、チョコレートやナッツで可愛くデコレーションされた進化系クァベキを扱う店が登場しています。見た目がカラフルなので女性ウケがかなり良さそうですね。
トゥンカロン
一風マカロンに見えるこのスイーツ。トゥンカロンの名称の由来は、韓国語の「トゥントゥンイ(ぽっちゃり・太っちょ」とマカロンが組み合わさった造語です。
パッと見違いが分かりにくいではありますが、大きな違いは中身のボリューム。イタリア発祥のマカロンは薄いクリームが挟まっているのに対し、トゥンカロンはフルーツやクリーム、チョコレートがたっぷりサンドされているので、1個でだいぶ満足するでしょう。
フォトジェニックと美味しさを兼ね備えたスイーツなので、おもてなしやプレゼントにぴったりの品ですね。気になる彼女にプレゼントしたら喜ばれそうです。
少し話はそれますが、最初食べたマカロンが歯にくっつくくらい、ねちっこいやつでした。皆こういうものを好き好んで食べてるのか、と疑問に思ったのですが、数年たってマカロンを口にしたとき、サクサクッと全然違う食感に驚いたのを記憶しています。
クロッフル
韓国発のスイーツの一つとして外せないのがクロッフルです。何でもこのコロナ禍でおうち時間を楽しむために作られたスイーツでもあるとのこと。
その名称通り、クロッフルとはクロワッサン×ワッフルを組み合わせてできた新食感スイーツです。クロワッサンのサクサク・カリカリとした食感とワッフルのモチモチ感を同時に楽しめるだけあって、女性はもとより男性にも好まれるのではと個人的に感じています。
クロッフルを提供する飲食店やカフェもありますが、クロワッサン生地とワッフルメーカーがあれば自宅でも作れるのも嬉しいですね。シンプルにそのまま食べるのももちろん、イチゴやバナナといった果物やアイスクリーム、チョコレート、ナッツなどを添えるとたちまち立派なデザートに。焼き立てを味わいたい方は一度手作りでチャレンジしても良いかもしれません。
パルペ缶
「パルペ」とは韓国語で「パフェ」という意味で、透明の瓶の中にたっぷりのクリームとフルーツ、そしてスポンジケーキが詰められています。何といっても見た目がSNS映えするこのスイーツ。イチゴやシャインマスカット、キウイの断面が外から見えるのでかなり可愛らしい商品です。
ショートケーキを普通に食べるとなると、お皿やフォークが必要になりますが(まあ手づかみもありですが)、このパルペ缶は型崩れしにくいのはもちろん、手を汚すことなく場所を選ばずにゆっくり食べられます。
お店によっては自動販売機が設置されているため、気軽に購入できるのも嬉しいポイント。スイーツを食べたいけれど店の中に入るのは恥ずかしいという男性陣にもありがたいサービスです。日持ちはしないようなので、購入したその日に食べきりましょう。
ホットク
韓国の王道スイーツといえば、そう、ホットクです。今まで紹介したスイーツは食べたことない方でも、ホットクはチャレンジしたことがある方も多いのでは。韓国の屋台で主に販売されるスイーツで、日本でいうおやきのようなものです。
小麦粉ともち米や白玉粉を練って作った生地の中に、あんこやチーズ、ナッツを入れて、油をしいた鉄板で焼きます。油をたっぷり使うのでダイエット中の方には不向きかもしれませんが、一度食べると定期的に食べたくなる中毒性あるスイーツです。
新大久保にあるお店でハチミツ+あんこのホットクを食べてやみつきになり、たまにふらっと買いに行きます。POPO ホットクってお店で、一緒に売られているトッポギもまた美味い。少し辛かったですが、甘めのホットクを買えば辛さが中和されるかもしれません。一度韓国に行って、本場のホットクを食べ比べてみたいですね。
グリークモモ
その名の通り桃が使われているので、桃好きの方にはたまらないスイーツです。グリークは「ギリシャ」を指しており、ギリシャヨーグルトをたっぷりと詰められた桃に、グラノーラをお皿に敷き詰めているので、見た目がとても美しいのが特徴。桃を丸ごと一個使っているので食べ応えも十分です。
グリークモモを食べる場合ははちみつをかけて食べるのが定番。せっかく美味しく食べるならかけるはちみつもこだわりたいところですね。もちろんはちみつのほかに、メープルシロップをたらっとかける食べ方もあり。中に詰めるヨーグルトを生クリームやマスカルポーネ、クリームチーズにすると、また違った味が楽しめます。マスカルポーネだと後味がよりスッキリしそうですね。
桃は少しお高めの果物なので、一つ購入するにも少し勇気がいりますが、おうち時間を存分に楽しめるスイーツとして一度は作ってみたいものです。
センイルケーキ
センイルとは韓国語で誕生日ケーキを指します。日本のTHE・定番ケーキといえば、イチゴやキウイなどのフルーツがたっぷり飾られた生クリームのデコレーションケーキを想像しますが、センイルケーキのデザインはいたってシンプル。とはいえ、カラフルなケーキもたくさんあるので、誕生日を華やかに彩ってくれます。
このセンイルケーキは韓国アイドルの誕生日、いわゆる推しのためにファンが作るケーキでもあるので、自分で手作りをする人も多いとのこと。スーパーで販売されているスポンジケーキや生クリーム、ちょっとしたフルーツを飾ればすぐに作れるのも魅力ですね。食紅を使うとカラフルなケーキになるので、SNSで映えること間違いありません。
実際に食べに行ってみた
気になる女の子とのデート先をリサーチすべく、いくつか実際に食べに行ってきました。
ふんわりクァべギがおすすめの「スマイルカフェ」
まず1件目はふんわりクァべギが食べられるスマイルカフェ。新大久保にあるカフェで外装・内装含め、カラフルでポップなつくりです。何でもこのカフェで食べられるクァべギは、とあるデザート大会で優勝したレシピとのこと。これを知って行かない人はいませんよね。
早速おすすめのフレーバー1位の「生クリームイチゴ」と2位の「オレオクリームチーズ」を頼みました。イチゴ×イチゴソース×生クリームが添えられていて、もっちりとした生地とイチゴの甘酸っぱさがよく合います。
オレオのほうは生クリームではなく、クリームチーズと混ぜられているので、くどくなくさっぱり食べられました。
揚げパンよりも軽めに食べられるので、甘党の男性陣であれば2個余裕でイケるかもしれません。今度食べるときはあんバターやシナモンシュガーのようにシンプル系で攻めたいですね。
オシャレなカフェ「dotcom space Tokyo」
原宿でクロッフルやトーストを食べるなら、dotcom space Tokyoに行ってみてはどうでしょうか。コミュニティスペース兼カフェとあって、開放感あふれる店内+落ち着いた色合いが特徴です。
提供されているクロッフル(プレーン)はシンプルな味で、コーヒーとぴったり。軽めなので個人的に2個では物足りないくらいです。家でじっくり味わいたい方はテイクアウトを利用しましょう。
クロッフルのほかに食べておきたいメニューとしてはトースト系です。厚切りにしたトーストの上にじゅわと溶け込むはちみつ×バターがたまらないハニーバタートーストや、甘じょっぱさが魅力のチーズトースト、あずきとチョコレートの和と洋が組み合わさったあずきショコラなど、どれも目を惹く商品が提供されています。小腹が空いたときはもちろん、朝食にもぴったりのカフェです。
トゥンカロンが食べられる原宿のCOOING(クイン)
韓国マカロン専門店の一つであるCOOING(クイン)。原宿駅から徒歩約8分のところにあるお店は、白を基調としたオシャレで明るい空間です。その華やかな店内のショーケースの中には、カラフルなトゥンカロンがずらっと勢ぞろい。女性だけでなく甘党の男性であればかなりテンションが上がります。どれを食べるか本気で悩みますね。
色々悩んだあげく、特に人気のストロベリークリームチーズと、淡いパープルとスカイブルーの色合いが綺麗なシューティングブルーベリー、そしてここでもオレオ系、オレオクリームチーズを選びました。
ストロベリークリームチーズは、濃厚なクリームチーズの中にイチゴジャムが入っているので、一つでも結構な食べ応えがあります。
クリームチーズ×ブルーベリージャムが入ったシューティングブルーベリーは、イチゴよりもさっぱり爽やかに食べられるので、甘さ控えめ。甘い物が苦手な方でも喜ばれるかもしれません。
クリームチーズにオレオがサンドされたオレオクリームチーズは、ほろ苦いオレオとコクのあるクリームチーズとの相性がバッチリです。
今回テイクアウトにしたのですが、可愛らしいボックスに入っていたので、女性ウケはかなり良いと思います。
今回いくつかお店に行きましたが、どれもお店の色がありますし、かつ食べられるスイーツが全然違ったのでかなり楽しめました。最新の韓国スイーツは次から次へと出てくるため、気になっている方はお店があるうちに行くのがベストですよ。