食わず嫌いだったサウナの世界
少し前までサウナといえば我慢大会のようなイメージしかなく、なぜわざわざ暑い部屋に入って汗を流すのか理解できませんでした。
友達に誘われても断っていたのですが、あまりにも周りで流行っているので一度くらいは体験してみようと重い腰を上げました。
最初は息苦しさを感じて数分で出たくなりましたが、砂時計を見つめながら無心になる時間は、普段スマホばかり見ている自分にとって意外と貴重なデジタルデトックスの時間になりました。
水風呂の壁を越えた瞬間
サウナ室を出た後の水風呂が最大の難関でした。冷たい水に入るなんて心臓に悪いと思っていましたが、勇気を出して肩まで浸かってみると不思議な感覚に包まれました。
最初は冷たさで衝撃を受けますが、数十秒じっとしていると体の表面に温かい膜ができたようになり、冷たさが心地よさに変わっていくのが分かります。
この感覚を知ってしまうと、もう水風呂なしの入浴には戻れません。
頭がクリアになる快感
水風呂から上がって休憩スペースの椅子に座った瞬間、全身の力が抜けて頭がぼーっとする感覚が訪れました。
これがいわゆる整うという状態なのだと直感的に理解できました。
悩み事や雑念が消え去り、ただただ自分がそこに存在していることだけを感じるような深いリラックス状態です。
サウナ後はご飯も美味しく感じますし、その日の夜は泥のように深く眠ることができました。
