キャットストリートって知っていますか?
渋谷に詳しい人ならキャットストリートと聞いて「あああのへんね」とすぐにわかってもらえると思います。
キャットストリートは渋谷かた原宿までをつなぐ駅沿いの通りから一本中に入ったところにある道で、ゆっくり歩いてもだいたい15分くらいの距離になっています。
正しくは旧渋谷川遊歩道路と言われる通りで、遊歩道全体がいつのまにか「キャットストリート」というふうに呼ばれるようになりました。
位置的には明治通りの宮下公園から渋谷区心身障害者福祉センターまでくらいです。
遊歩道の中にはずらりとショウウィンドウが並んでるんですが、中には有名ブランドショップや日本初出店のお店なんかもあって歩くだけでもかなり楽しめます。
もともとは下町商店街だったらしい
今でこそファッション最先端の通りのように言われているキャットストリートですが、もともとは「おかず横丁」と言われるような地元の人たちで賑わう商店街だったんだそうです。
その時の面影もあってかおしゃれなブランドショップのすぐ近くには昔ながらのやおやさんやお惣菜屋さんなんかもあって不思議なミスマッチの魅力があります。
それと「キャットストリート」の語源になったとされる地域猫もちらほら見かけることができて、渋谷という街の歴史を感じさせてくれます。