はらじゅく、男子。

カットモデルにスカウトされた

無料でカットしてもらえる

私はだいたいいつも同じ美容室を利用しているのですが、先日指名をした美容師さんのひとりから「カットモデルにならないか」と言われました。

以前からかなり興味がある仕事でしたし、自分の気に入った美容師さんから髪型をプロデュースしてもらえるということで当然のごとくすぐにOKをしました。

カットモデルというのは簡単にいえばその美容師さんが自分の練習のためや、コンテストに出すためのモデルとしてヘアメイクをされる役のことで、そのヘアサロンのホームページに掲載されたり雑誌に使われたりします。

有名な美容師さんになると、年に数回開催される美容師の技術を競う大会に出場したりするので、その会場でのカットモデルとして一緒に参加をしたりもします。

私の担当をしてくれていた美容師さんは近辺ではちょっと名前の知れた人であったので、とりあえず新しいカットの練習台になってもらって、その出来で写真を撮らせてもらいたいということでした。

予定では来週あたり本番になるので、今からとても楽しみにしています。

カットモデルとは?

それで実際にカットモデルになる前に少し調べてみたところ、そうしたお客さんをスカウトするという例はそんなに珍しいことではないようです。

カットモデルになると、基本的には無料、場合によっては格安でヘアメイクを受けることができます。

美容師さんは技術職なので常にカットの練習をしなくてはいけないわけですが、普段はマネキンの首を使ってカットをしています。

ですがやはりマネキンと実際の人の髪の毛は違いますので、時々そうして知り合いにお願いをして切らせてもらったりするのだそうです。

カットモデルは単に練習台だけでなく、それで自分の腕を見せるための証拠にもなるわけですから、より見栄えをよくするためにヘアサロンを出て街中でよい雰囲気の人に声をかけてお願いするというようなケースもあるんだとか。

また反対に有名店ではホームページなどでヘアモデルの募集をかけて、そこに応募してきた人の中から実際にモデルになってくれる人を採用するというようなこともあるそうです。

そう考えると、いつもやってもらっている美容師さんの目にとまったというのは個人的にとても嬉しいことですね。

カットモデルはなすがまま?

二つ返事で受けた私ではありますが、全く不安がないわけではありません。

なにせ基本的には「練習台」なわけですから、もし失敗した場合や自分の好みにあわない髪型にされてしまったらということが気になります。

そこでちょっと調べてみたところ、お店にもよるかもしれませんがカットモデルだからといって一切希望を伝えてはいけないということはなく、事前にやってほしくないことなどを言ってもマナー違反ということにはならないのだといいます。

美容師さんだって終わったあとであれこれ文句を言われたくないでしょうから、事前にカットしたい髪型を伝えてそれが嫌と思うならそこでモデルの話を反故にすればいいんですよね。

私の場合、一応希望はあるのですがここのところちょっと髪型がマンネリ気味かなという反省もあるので、おまかせにしてみるのもいいかなと思ってたりします。