はらじゅく、男子。

雪が降った時の東京の交通機関の悪さについて

雪に対するイメージ

雪といえば冬の定番でありたくさんの良いイメージを抱く人も多いものです。
やはり、いくつになっても雪が降ると聞くと心のどこかで少しワクワクします。
ホワイトクリスマスのように雪のクリスマスになると一気にロマンティック度合いも増すものです。
雪という非日常のおかげでカップルが成立することだってあります。

しかし、実際にはそのようなワクワクした気持ちというのは一瞬であることが多いですし、そのような憧れを抱くのは雪と無縁の人たちだけです。
実際に雪が降る当事者たちは交通機関の麻痺や積雪情報が心配でニュースを何度もチェックしています。
特に首都圏のようにたまにしか雪が降らない地域ではなれていないために町中でパニックが起こるものです。
そこで、ここでは実際の首都圏の雪の際の状況を紹介していきます。

雪が降った場合の首都圏の電車の様子

雪が降ったからといって、電車が止まったりバスや飛行機が運休・欠航したりというのはその時にならなくてはわかりません。
これは、具体的に積雪量が何センチメートルになったら運休、というような取り決めではないためです。
例えば、雪が夜中のうちに振ったけれども朝からはかなり暖かくてどんどん雪が溶けていれば通常運転することもあります。
逆にほとんど雪が積もっていないのに路面が凍結していれば、バスの運休が起きたり電車の間引き運転が起きたりすることもあるのです。

ただ、一つ言えるのは首都圏では雪の対策が取られている電車はほとんどありません。
そのため、ほんの数センチの雪でも運休する電車もあります。

また、首都圏の電車の特徴として、様々な線と接続や相互乗り入れをしています。
長いものだと神奈川から東京を通過して埼玉や千葉までつながっている線もあり、このようなものは一部区間の積雪状況で運休や遅れの影響も出ることがあるのです。

雪による飛行機への影響

雪が降っても飛行機は飛ぶよ、と思っている人は多くいます。
これは、飛行機が飛ぶ上空では天気が関係ないからです。
しかし、離発着の際に地上に雪があれば影響は出てきます。

滑走路が雪で覆われることや機体が雪で覆われると飛行機が飛びません。
空港では除雪剤や解氷剤といったものを用意して雪が降る前から準備はしていますがそれでも思うように雪を回避できないこともあります。

そして、飛行機の場合には自分のいる場所だけでなく相手先の条件も関わってきます。
こちらは飛べても向こうの雪の状態が悪いこともその逆もあるのです。
飛行機会社やパイロットの資格や設備、機体によっても変わってくるので積雪時にはリアルタイムでの状況把握をして臨機応変な対応が求められます。
そのためしっかり学ぶことが大事です。